腰痛、背中の痛みの原因って？

腰痛は特定の病気ではないため、原因を特定するのが非常に難しいのです。背中に痛みを感じる場合、根本的な理由はあるものの、見つけられずに痛みがなくなっていきます。ここでは、腰痛、背中の痛みの原因を探っていきます。腰痛は風邪に次ぐ欠勤理由の一つで、病院の救急を利用する症状の1つでもあります。アメリカでは頭痛の次にあげられる神経から来る病状と言われています。ほとんどの人は、治療を受けているか受けていないかに関わらず2ヶ月以内に症状は改善されるとも言われています。医師は通常、痛みが1カ月未満であれば急性のもの、それよりも長期間続くと慢性腰痛と判断します。

腰痛や背中の痛みの原因

・腰痛、背中の痛みの原因

背中の痛みの一般的な原因は、背骨の筋肉、骨や神経に対する疾患や損傷から来るものがほとんどです。 腹部、骨盤、または胸部の体内の器官の異常に起因する痛みも、背中に感じることがあります。 虫垂炎、動脈瘤、腎臓病、腎臓感染、膀胱感染、骨盤感染および卵巣内の障害など、腹腔内の多くの病気が、背中の痛みを引き起こす可能性があります。 正常な妊娠は、骨盤内の靭帯を引き伸ばし、神経を刺激し、腰を緊張させる為、背中の痛みを引き起こすのです。

・坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛は脊椎円板が退化するかまたはより薄くなることで、ヘルニア形成された椎間板が強い痛みをもって活性化してしまいます。椎間板のゼリー状の中央部分が、中央空洞から膨らみ、神経根に押し付けられ痛みが発生します。椎間板は三十歳前後に退化し始め、椎間板ヘルニアで痛みを訴えるひとは20歳以上の成人の1/3にものぼります。そしてこれらのうち、たった3％だけが神経インピンジメント(衝突)の症状も合わせて引き起こすのです。

・(変形性)脊椎症

脊椎症は、椎間板の老化により、水分や体積が減少し、椎間板の高さが変わることによって起こります。このような状況下でなにかがぶつかったりすると炎症を起こし、また神経根の衝突が起きて椎間板破裂や坐骨神経痛を引き起こす可能性があります。
脊椎椎間板変性は、背部の骨の関節における疾患と相まって、脊柱管狭窄（脊柱管狭窄）につながる可能性があります。椎間板および関節のこれらの変化は症状を悪化させるので、X線で簡単に確認することができるのです。脊柱管狭窄症の人は、長時間立っていたり短距離で歩いたりしているときに簡単に下肢を痛めてしまう可能性があります。

・腰痛の原因

・腰痛の原因：過度に腰をつかう、ひずみ、または外傷。
・加齢
・ヘルニア
・関節炎
・圧縮破損
・病気から来る痛み。
・遺伝

腰痛の症状

腰部全体の痛み（背中の下部）は、腰痛の主な症状です。
痛みは脚の前側、側方、後ろに起こることもあります。もちろん腰痛のみの場合もありますが痛みは動かすことによって悪化する可能性もあります。また、痛みは夜間や長旅のような長時間座っていたり同じ態勢で過ごすことで悪化することがあり、圧迫された神経から脚に無感覚の症状を引き起こすことがあります。これは足を曲げることができなくなる可能性がありますし、つま先で立つことや足をあげ下げすることができないなど悪化する可能性もあります。 こういった症状は、仙骨神経が圧迫または傷を受けた場合に発生します。

背中の痛みの自宅でケア

ストレッチが有効だと考えられていますがエクササイズの途中で痛みなどを感じた場合は直ちに運動を控えてください。
ストレッチはコチラ。　エクササイズはコチラ。

仕事に支障が出るほどの傷みであれば病院に行くことをお勧めいたします。急ぎの場合は痛み止めなどを服用しても良いかもしれませんが内臓から来た腰痛の可能性もあるので長期間の服用はおすすめしません。腰を温めたり冷やしたりも痛みに効果的ですが、直接患部に当てるのは最適な方法とは言えません。痛みがひどいのであれば、自宅でケアはなるべく控え、病院で治療することが望ましいです。

腰痛の手術

坐骨神経痛または尾部髄様症候群でないのであれば、急性の痛みへの手術はほとんど行われていません。外科手術は、重症な症状になってからと考えてください。

その他の療法

オステオパシーや、カイロプラクティックは、症状が出てから一か月くらいまでは有効であると考えられています。慢性的な痛みは、和らぐとは言われていますが、賛否両論あるのが現状です。

鍼灸の治療も効果が期待われていますが、悪化する場合も中にはあるので、やはり一番いいのは、病院で医師に相談することです。

まとめ

腰痛や背中の痛みは医師に相談するのが一番です。治療法や処方の薬で、痛みを抑えることができます。すぐに効果が出る場合が多いですが、もちろん長くかかることもあります。ただ、急性の場合は１か月ほどで痛みが引く場合が多いので、根気よく治療を続けましょう。

いかがでしたでしょうか？腰痛の原因や一般的な療法をご理解いただけましたか？
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