目のたるみ

目周りのくぼみの原因とその改善方法

目周りのくぼみの原因とその改善方法


年齢を重ねて目の周りの筋肉が弱くなってくると、まぶたを引き上げる力が弱まり目周りがくぼんで見えてしまうことがあります。

くぼみ目は疲れ顔や老け顔の印象を与えてしまい、見た目年齢が一気に10歳ほど老けて見えてしまうことも…。

美容整形で解決する方法もありますが、副作用や後遺症の心配もありますし、

処置費用に加えてメンテナンス等にかかる費用も気になります。

できればメスをいれずに自力で改善したいですよね。

くぼみ目は原因を知って、適切なケアを行えば予防、改善することが可能です。

自宅で取り入れられる目元ケアの方法をまとめました。


1.くぼみ目の原因


【目元の筋力低下】

年齢を重ねると、目の周りの筋肉(眼輪筋)が衰えます。

目周りの皮下脂肪やコラーゲン等の組織も加齢によって減ってしまうので、

まぶたを支えきれずに目元がくぼんだように見えてしまうのです。

加齢変化は誰にでも起こる身体の変化ですが、出来る限り進行を遅らせたいですよね…。

眼輪筋は日常生活では殆ど鍛えられないと言われている部分なので、黙っていても改善は見込めません。

若いうちから予防的に目元のケアを行っていく必要がある と言えます。


【目の疲労】

長時間のパソコンやスマホ操作や寝不足等の目の疲労も目元の血流が悪くなるため、くぼみ目の原因になると言われています。

特に疲れが溜まっている時は眼の奥が何となく重だるく、クマもできて、まぶたも上がりにくく感じませんか?

目元の疲れが蓄積されると、気がつかないうちに一気に老化が進んで老け顔や疲れ顔の印象になってしまいます。

年齢が若い人でも見た目がどこか疲れた印象の人は、疲れた目をしている人が多いですよね。

お化粧等で一時的に誤魔化せたとしても根本的には解決しません。

目元の疲れが蓄積しないように普段から気をつけてケアしていく必要があります


【皮膚の老化】

加齢によってコラーゲンやエラスチン等の肌のハリに欠かせない組織も減少し、

乾燥しがちになることも目元くぼみを招く要因であると言われています。

パッチリした目元を印象付けるためにウォータープルーフ等の化粧落ちしにくいアイメイクをしている方は多いと思います。

しかしクレンジングや洗顔の際にゴシゴシ擦ったりする摩擦での刺激や、化粧の落とし残しも皮膚にとっては大ダメージです。

目元の皮膚はとてもデリケートなので、注意してケアをすることが大切です


2.くぼみ目を改善する方法


①睡眠をとる

寝不足は目にとって大きなストレス要因です。

理想の睡眠時間は1日7時間前後と言われています。

仕事や勉強で忙しい日も、できる限り5〜6時間程度は睡眠時間をキープしたいところです。

忙しくてどうしても睡眠時間が取れない時は、短時間でも良いので隙間時間に昼寝を取り入れてみることをオススメします。

目を閉じて短時間でも、リラックスして脳と身体を休めることで疲れが取れやすくなり、頭もスッキリします。


②目元のスキンケア

加齢によって目元の皮膚はハリや弾力が無くなり、乾燥しがちです。

化粧水や乳液等でしっかりと保湿して潤いを補ってあげましょう。

目元専用のパックやアイクリーム等を使用するのも効果的です。

目元の皮膚は薄くて、とてもデリケート。

ゴシゴシ擦らずに優しく潤いを馴染ませるようにケアをすることが大切です。

目元のお化粧は落ちにくいものが多いので、洗顔前にはクレンジングをしっかりと行う必要がありますが、目元専用のクレンジング剤を使用することで負担をかけずにお化粧落としができるのでオススメです。


③ホットパック

顔パック

目元のホットパックでじんわりと血流を促してあげることも、くぼみ目対策に効果的と言われています。

市販の使い捨てパックも販売されていますが、お湯や電子レンジでタオルを温めて使用することでも代用可能です。

目元はデリケートな部分なのでホットパックを行う際は、じんわり温まる40度前後の温度で行うようにしましょう。


④ツボ押しマッサージでコリをほぐす

マッサージ

目元の筋肉のコリをほぐすマッサージやツボ押しも、くぼみ目に効果があると言われています。


四白(しはく)

瞳からまっすぐ下にたどり、骨の縁から指一本ほど下にあるくぼみにあるツボです。


指の腹で優しく刺激することで目元の血流が改善されるため、目のくぼみ対策に効果があると言われています。

晴明 (せいめい)

左右の目頭の近くにあるツボです。

目の疲れや充血の改善が期待できるため、目のくぼみやドライアイ予防にも効果的と言われています。

親指と人差し指で軽くつまむようにして優しく刺激してみましょう。

目周りのツボ押し、マッサージを行う際には眼球を傷つけないように充分注意をして行って下さい。

痛みや違和感を感じた場合は無理に続けず中止し、受診をするようにしましょう。


まとめ

目周りのくぼみは加齢による筋力低下や眼精疲労による血行不良、

皮膚のハリや弾力の低下等の複合的な原因によるものが多いと言われています。

それぞれの原因に毎日少しずつでもアプローチすることで、目周りのくぼみは予防と改善が可能です。

しかし、一旦くぼみ目になってしまってから慌ててケアを開始しても効果が出にくいので、

早いうちから予防的に目元のケアを取り入れていくことが大切です。

若々しくパッチリとした印象的な目元をキープするためにも、この機会に目元のケアを始めてみませんか?

 

目周りのくぼみの原因とその改善方法

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