目の奥の痛みは眼精疲労が原因?
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放っておくと頭痛や肩こり等の症状に繋がります。
パソコンやスマートフォンを使って長時間作業をしていると、目の奥がズッシリと重たく痛みを感じたことはありませんか?
最近では新型コロナウィルスの流行から、企業も続々とテレワークの導入が進めています。
パソコンの作業時間も増え、疲れ目をゆっくりと休ませることが出来ないままになっている方も多いのではないでしょうか?
疲れ目による目の奥の痛みは、放っておくと眼精疲労に繋がり、やがて頭痛や肩こり等の症状に発展してしまうと言われています。
この記事では、疲れ目による目の奥の痛みについて毎日のケアに役立つ情報を紹介します。
1.目の奥の痛みについて
目の奥に痛みを感じた場合、睡眠をとったり、目を休めることで状態が回復するものは、いわゆる疲れ目の状態です。
少し眼を休めた程度では症状改善しない場合は、眼精疲労の可能性があります。
疲れ目が慢性化し、眼精疲労の状態になってしまうと以下のような症状が出てきます。
目の奥の痛みも眼精疲労の症状の一つとして挙げられます。
【眼精疲労、目の症状】
かすみ、ぼやけ、痛み、充血、重く感じる、眩しく感じる
【眼精疲労、身体の症状】
頭痛、肩こり、倦怠感、吐き気、めまい
パソコンやスマートホンの操作や長時間の運転等行う人は目に疲れを溜め込みやすいので特に注意が必要です。
眼精疲労の原因は、疲れ目以外にも多岐にわたります。
近視、乱視、老眼、ドライアイ、緑内障、白内障等の眼の病気や精神症状等も関係していると言われているため、
症状が長く続く時は眼科を受診をするようにしましょう。
2.目の疲労を溜めないためにできること
生き生きとした健康な目の状態を保つためには、目の疲労を溜めこまないようにケアしてあげることが大切です。
自宅で簡単に取り入れられる疲れ目ケアに効果的な方法をご紹介します。
①睡眠を取る、目の休息時間を取る
目に疲れを感じたら、まずは睡眠時間をしっかり取るようにしましょう。
十分な休息時間が取れない場合は昼寝を導入したり、短時間でも目を閉じる時間を作ることがオススメです。
短時間だけでも休憩を取り入れることによって、頭の中もスッキリとリフレッシュするので作業効率も上がります。
仕事の合間などの休息時間には、目元のホットパック等を取り入れてみるのも効果的です。
血行が良くなり目元のクマの改善にも効果的が期待できます。
②目元のマッサージ、ツボ押し
軽く目元をマッサージするのも目元の筋肉のコリがほぐれて効果的です。
目周りのツボ押しも血行促進に効果的です。
眼の周りには、疲れ目を改善するためのツボがあります。ツボを軽くマッサージすることで、血流を促すとともに、目周りの筋肉のコリをほぐすことができます。
【攅竹】
眉毛の一番内側、左右の眉頭の横の骨が窪んだあたりにあるツボです。
左右の指の腹で軽く押し上げるように刺激してみましょう。疲れ目やかすみ目、ドライアイの改善に効果が期待できます。
【太陽】
左右のこめかみのやや下の凹んだ窪みのあたりにあるツボです。
眼精疲労によく効くツボとして知られています。目の奥が重い、痛みを感じるといった場合や、眼精疲労が進み頭痛の症状が出ている場合にもオススメです。
目元の血流を促し、疲れを回復してくれます。
【承泣】
黒目の下の骨が当たる部分にあるツボです。
あらゆる眼精疲労に効果があると言われているツボです。目がショボショボする時のリフレッシュにもオススメです。
目を閉じてツボに指の腹を当てて、骨の縁を軽く下方向に押しましょう。
③サプリメントで内側からケア
内側からの眼精疲労対策に効果的なのがサプリメントでの目元ケアです。
目に良いとされている成分は、毎日の食事だけで摂取しようとするのはなかなか難しいですよね。
ビタミン類などは食品の調理方法によって、成分効果が減少してしまう場合もあります。
サプリメントで安定した形での摂取が手軽で効果的です。
【眼精疲労に効果的な成分】
ルテイン…目の黄斑部分に存在する成分。網膜に有害な青色光を吸収し、抗酸化作用によって網膜の細胞を守ります。加齢により減少し体内で作ることはできません。ほうれん草やブロッコリー等、緑黄色野菜などから摂取できます。
アスタキサンチン…天然の赤い色素で鮭やカニ、エビに多く含まれるカルチノイドです。抗酸化作用があり眼精疲労に効果的です。
アントシアニン…ブドウの皮やブルーベリーなどに含まれる赤、青、紫色の色素で、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。視覚機能を改善する効果や、白内障などの眼病予防の効果が期待できると言われています。
毎日の疲れ目ケアで眼精疲労を予防しましょう
眼精疲労を予防するには、毎日を予防ケアを習慣化することが大切です。
目の休息時間を作る、ツボ押し等を取り入れる、サプリメントで内側からケアする
など、今すぐにでも取り入れられる方法を紹介しました。
是非、自分の生活スタイルに合った方法で目元のケアを少しずつ取り入れてみて下さい。