腰痛と姿勢は密接。姿勢をただして対策、改善!
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多くの人が人生の中で腰の痛みをなくしたいと思う時があるでしょう。スポーツでの怪我や事故、側湾症のような先天的なものが原因である場合もあるでしょう。しかしほとんどの腰痛は日々の生活から生み出されているのです。自宅でも仕事場でもパソコンに向かって座る、持ち上げる、運ぶ、といった同じ動作の繰り返しが腰痛を招く緊張や筋の固縮に繋がってしまっているのです。
しかし幸運なことに、これらは防ぐことができます。
全身状態が良いことと、適正な体重であることは大切です。しかし驚くほど簡単に長く続けることができる方法があるのです。それが”姿勢”に注意する。というものです。
基本姿勢
これは立った状態や座った状態、もしくは何かを持ち上げる、曲げる、引く、伸ばすなどを行うときの姿勢です。姿勢が良いということは、背骨(椎骨)が正しい位置にあるということです。
良い姿勢になるための4つの方法
・ イメージ化
理想の姿勢をイメージし、幾つかの簡単なエクササイズを行うことで姿勢を正し、痛みの進行を食い止めましょう。
天井から床へあなたの体の中に一本の糸が張られている(耳、肩、お尻、膝と踵とは垂直になるのが理想的です。)と想像してください。次に背を伸ばそうと強い糸で頭の上から引っ張り上げられていると思ってください。腰がぶれないように骨盤の位置は動かさず、つま先立ちにならないようにしましょう。胸を開きと肩幅に足を開き、あなたの頭を天井に向けて伸ばすことを考えましょう。
・ 肩甲骨の引き締め
椅子に真っ直ぐに座り、手は太ももの上に置きます。肩を下げ、顎を引きます。ゆっくりと肩を後ろに引き肩甲骨を引き寄せます。5秒数え、力を抜きます。3、4回繰り返しましょう。
・ 上半身ストレッチ
腕を上げて手のひらは壁につけ、肘は肩の高さにまで上げ、コーナーに顔を向けて立ちます。片足を一方より前に出します。前に出した膝を曲げ、息を吐きながらコーナーに上体を傾けます。背中は真っ直ぐに、胸と頭は下げないようにしましょう。そのまま20から30秒キープし、力を抜きます。
・ アームアクロス チェストストレッチ
右腕を肩の位置まで上げ、前腕が床と垂直になるよう肘を曲げます。右ひじを左手で掴み、優しく胸の反対側に引きます。この際右上腕と右肩の伸びを感じるかと思います。20秒間キープし、両腕の力を抜きます。3回繰り返し、もう一方の腕でも行いましょう。
これらのイメージとエクササイズを1日の中で出来る時はいつでも行いましょう。机から離れる時に必ず1つか2つ行う、休憩や昼食に行く直前に行うなど、忘れずに実施しやすいポイントを見つけられるかもしれません。そうすればすぐに習慣づけることができるでしょう。
いかがでしたか? 正しい姿勢で、健康的な毎日を過ごしましょう。
以下では腰痛対策に関するヨガ、ストレッチを紹介させていただいております。
9つのヨガポーズ
10のストレッチ方法