コンタクトレンズで疲れた目の解消法
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日本のコンタクトレンズの使用率
初めに皆さんはコンタクトレンズ(以下「コンタクト」)を使っていますか?
ある調査によると、メガネも含むアイウェアを利用している人は全体の69%、コンタクトレンズの利用者は全体の26%といわれています。
最近ではカラーコンタクトなどのビューティレンズも安価で入手でき、女性を中心に使用している人はとっても多いですよね。
(参考文献:https://www.gfk.com/jp/insights/press-release/dc9028/)
しかしコンタクトを着けると目が疲れるということ、ありませんか?
この記事では、コンタクトを使っていて目が疲れたときの解消法をご紹介します。
目が疲れてしまう原因
目が疲れる大きな原因は、「乾燥」と「目の酷使」といわれています。
これはコンタクトでも裸眼でも同じことです。
通常、涙によって酸素と栄養が目の表面に届けられますが、乾燥して涙が少なくなると、栄養不足・酸素不足になってしまいます。更に乾燥すると、ものを見るのに負担がかかり、目が疲れてしまうのです。
そして現代社会、スマホやパソコンを長時間見ることも多いのでは?
お仕事でパソコンを使う方も多いですよね。目を酷使している時代です。
「ドライアイ」「眼精疲労」という言葉も聞いたことがあるかと思います。
コンタクトを着けていて乾燥すると、目の中がごろごろして痛くなることもあります。
コンタクトの見直しから
・解消法の前に、まずコンタクト自体を見直してみましょう。
度数とサイズは合っているか?
視力も変化するため、長く使っていると、度数が合わなくなることがあります。度数が合わないものを使うとピントを合わせることが大変で目が疲れやすくなるといわれています。また特にビューティレンズですが、サイズや形が合わない場合もあります。
使用期間は守れているか?
例えば2week用のものを2週間以上使っていたり。方法を守り、適切に使用しましょう。
初めてのときは慣れるまでに期間が必要
最初から7〜8時間着けてしまうとどうしても目に負担がかかってしまいます。慣れるまでは1〜2時間で外し、徐々に時間を長くしていきましょう。慣れてからもあまり長時間の使用は禁物です。
汚れ
汚れが目の中に入ってごろごろすること、ありますよね。まつ毛などの目に見えやすいものなら取り除きやすいですが、ホコリや汗、化粧品の粒子が入ることもあります。コンタクトを外してきちんと洗浄することが大事です。
解消法
今回は解消法を4つご紹介します。
1. まばたきの意識
目全体に涙を行き渡らせてくれるのが、まばたき。
目を酷使していると、意外とまばたきを忘れがちになります。
特に液晶を眺めているときや、そうでなくても作業をしているとき。
「そんなのいつもしているはず!」と思っていても、意識してパチパチしてみると、それまでどれだけまばたきを忘れていたかに気づきます!
同じ目的で、目薬の使用ももちろん効果的です!
目薬は涙の代わりとなり、目に栄養を与えて潤してくれます。コンタクト用の商品もたくさんありますよね。
すぐに潤いがほしい時は目薬が役に立ってくれます。
2. 目元を温める
蒸しタオルなどで、目のまわりを温めましょう。
目のまわりの筋肉がほぐれ、緊張がゆるんで目の疲れがとれていきます。
リラックス効果も抜群、また目がぱっちりする嬉しい効果も!美容の面でもやってみたい方法ですね。
最近ではホットアイマスクや目もとの美容家電など、様々な商品もあります。
蒸しタオルなら、小さなタオルを濡らして絞り、レンジで数十秒温めるだけでできて手軽ですね。やけどに注意です!
3. 目のまわりのマッサージ
目頭から、眉を通って、目尻へ。
目尻から今度は目の下を通って、また目頭へ。
目のまわりの骨沿いに、優しく撫でるようにマッサージしましょう。
目頭、黒目の上下にあるくぼみ、目頭にはツボがあり、
そこだけ軽く押すのがおすすめです。
マッサージで血流を促し、目のまわりをほぐしてくれます。
4. 目の体操
目をワイパーのように左端から右端を往復させましょう。
目を大きく開き、端から端にゆっくり5秒ほどかけて動かしてください。
ずっと同じ姿勢だと身体が凝るように、目もずっと同じところを見ていると凝っていきます。特に本や液晶を眺めていると、視点は一点に集中しがちです。
ご紹介した体操でなくても、とにかくキョロキョロすることが大事。
筋トレをするように、目の筋肉も動かしてあげましょう!
コンタクト着用中はズレないように注意です。外してから行うほうが安全で良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
肩や首をあたためることも、目の乾燥対策になるといわれます。
コンタクトは使用方法をきちんと守り、コンタクトでなくても日々、目を大事にする意識が大事ですね。
体操やまばたきは特に、お仕事中にも出来る方法だと思います。
いろんな景色も、ネットもスマホもテレビも本も、たくさん見たいものがあります!
健康な目で思いっきり、見たいものを見ましょう!