頭皮のコリのチェックとその解消方法
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寝付きが悪かったり、なんだか頭がもやもやしたり。
マッサージやストレッチをしても、気晴らしをしても、たくさん寝ても疲れがとれない。
いろんなストレス解消法や、身体のケアを行ってみたものの・・・
日々忙しく、たっぷり休めない現代人にとって、とても辛い状態ですよね。
その辛さ、
実は「頭皮のコリ」をほぐすことで、改善できるかもしれません。
「頭って、こるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
肩や首の筋肉がこるように、頭皮もこってしまいます。
他の筋肉と違って、普段あまり意識しない部分ですよね。
特に考え事が多かったり、ストレスが溜まっていると、頭皮はこりこり状態。
この記事では、頭皮のコリのチェック方法と、ほぐし方をご紹介します。
頭皮のコリ、セルフチェック
やり方はとっても簡単で、使うのは両手だけです。
このセルフチェックだけでも気持ちよさを感じられます。
1. 指を立てるようにして、両手で頭全体を掴みます。
(「オーマイガー!」と頭を抱えるようなイメージです。)そのまま両手で頭皮をぐるぐるまわしたり、前後左右に動かします。
2. 上記 1のまま、指ではなく手のひらでこめかみのあたりをぐるぐるまわします。
3. 額に手の平をあて(「あちゃー!」と額をたたくようなイメージで)、大きくぐるぐると動かします。
上記の手順にて動かしづらかったり硬さや痛みを感じたら、頭皮がこっている状態です!
思ったよりも痛かったり、ごりごりして驚かれた方もいるのではないでしょうか。
続いてはそのほぐし方をご紹介します。引き続き簡単で道具は要りません。
頭皮のセルフマッサージ
今回は頭部を4つの部位に分けて、ほぐし方をご紹介します。
どれも優しく、「頭の筋肉を動かす」意識で気持ちの良いくらいの力でやってみてください。
1. 側頭部(耳の上のあたり)〜こめかみ
このあたりは視神経やストレスに関わるツボがたくさんあるといわれています。
パソコンやスマホで目を酷使していたり、ストレスが溜まっていると、硬くなりやすい部位です。
ここをほぐすと、一気にリラックスして眠たくなる方も。
☆先ほどのセルフチェックと同じように、両手で頭を抱え、手のひらや指の腹でゆっくりまわしましょう。親指の下の部分を使うと、フィットして力が入りやすいです。
こめかみは、指の腹や第1関節から第2関節のあたりを使って、ゆっくり押していきましょう。
2. 後頭部
うなじのあたり、髪の生え際のあたりです。ごりごりする方も多いかもしれません。
この部位は首や背中のコリにも繋がっているといわれ、視神経のツボもあります。目の疲れ、むくみやクマの改善にも。
☆こぶしでぐりぐり。指の第1関節から第2関節のあたりを使うのがオススメです。
腕が疲れそうであれば、机に肘をついて行うと力が入りやすくなります。耳の後ろのほうまでやってみましょう。
3. 前頭部 – 額
脳の中で感情や思考を司る、前頭葉がある部分です。考え事や悩み事が多いと硬くなっていきます。また額やまぶたのたるみ改善にも!疲れ顔にも効果的です。
前頭部は「カチューシャゾーン」ともいわれ、カチューシャをつける生え際あたりを目安にしてください。
☆額はセルフチェックと同じく、手のひらを当て、ゆっくりぐるぐるまわす。
☆前頭部は指を立て、指の腹でつまみ上げるように。
または、こぶしにして、第1関節から第2関節のあたりでほぐすと、もう少し強めにほぐしやすくなります。
こちらも腕が疲れてきたら、机に肘をついて行うと、力が入りやすく楽です。
4. 頭頂部
たくさんのツボが集まる頭頂部。自律神経につながるツボもあります。
額のシワの改善にもなるといわれています。
☆両手を組み、親指の付け根で頭皮を掴むようにしてほぐします。
親指以外の4本の指の腹で、ぐるぐるまわす方法も。
マッサージの前後に首をゆっくりまわすと、より効果的です。
また、ヘアブラシを使って頭皮に刺激を与えるのも良いとされます。
どの方法も、痛すぎない程度でゆっくりやっていきましょう。
頭皮をほぐす事による利点
頭の筋肉がこると、全身の循環が悪くなるといわれています。
そして、
・ストレス軽減
・リラックス効果
・不眠改善
・眼精疲労改善
・脳疲労の改善
・リフトアップで顔のたるみ改善
・小顔効果
・顔色、シワの改善
・血行促進により健康な頭髪に。白髪・薄毛予防
・・など、良いことがたくさん!
現代人のお悩みに直結する効果が期待されます。
また小顔などの効果から、美容の方面からも注目されているのです。
疲れたときや、眠れないとき、または朝起きてすぐなど、
すぐにできるので、是非やってみてくださいね!